📚 目次
- はじめに
- 発熱は年齢で判断ポイントが変わります
- 0歳(特に3ヶ月未満)
- 1〜3歳
- 4〜6歳(年中・年長)
- 小学生・低学年
- 小学生・高学年
- 年齢に関係なく“すぐ受診”のサイン
- ご家庭でできる発熱ケア
- 練馬区で日中の受診に迷ったら
- 夜間の判断に迷ったら #8000 へ
- まとめ
- 本記事について
はじめに
お子さんの発熱って、なぜか夜に上がりやすいですよね。
「これって様子を見ていいのかな?」「受診したほうがいい?」
そんな不安でスマホを手に取ったママ・パパの気持ちに、
少しでも寄り添えたらと思いこの記事を作りました。
練馬区の小児科として、
年齢ごとに“どの程度様子を見てよいのか、受診の目安” を
やさしくまとめています。
発熱は年齢で判断ポイントが変わります
- 0〜3ヶ月 → 様子見NG。即受診へ
- 1〜3歳 → 元気さ&水分のとれ方が大切
- 4〜6歳 → 2〜3日の経過で判断
- 小学生 → “無理しがち”なので慎重に
ここから、年齢ごとに詳しく説明しますね。
0歳(特に3ヶ月未満)
🟥 夜間でも受診してください
この時期は免疫が未熟で、重症化しやすい年齢です。
- 38℃以上
- 授乳量の低下
- ぐったり、反応が弱い
- 呼吸が苦しそう
「様子を見る」判断は基本的に避けて、受診が安心です。
1〜3歳
発熱がとても多い時期。判断に迷うことが多い年代です。
🟢 様子を見られるケース
- 元気がある
- 水分が飲めている
- 遊べる・笑顔がある
- 眠れている
🟡 受診したほうが安心なケース
- 食欲が落ちている
- 夜眠れないほどの咳
- おしっこがいつもより少ない
- 発熱が2日続く
🟥 すぐ受診
- ぐったりしている
- 嘔吐が続く
- 呼吸が苦しそう
4〜6歳(年中・年長)
体力がつき、少し様子を見られるようになる時期です。
- 元気がある → 2日ほど様子見可
- 熱が続く → 3日目で受診を目安に
- 咳や鼻水が長引く → 気管支炎などチェックが必要なことも
無理に食べさせず、水分を優先してあげてくださいね。
小学生・低学年
「学校をどうしよう…」と迷いやすい年齢。
🟢 様子見OK
- 水分がしっかりとれる
- 食欲がある
- 休んでいれば元気が戻る
🟡 受診を考えたいとき
- 熱が2日続く
- のどの強い痛み(溶連菌の可能性)
- 咳が強い・眠れない
小学生・高学年
高学年は“がんばりすぎちゃう”ことが多い時期です。
🟢様子見OK
- 水分OK
- 軽い頭痛のみ
- 安静にすると回復する
🟡受診が安心なとき
- 発熱が3日以上
- 強い頭痛
- 光をまぶしがる
- 咳が長引く、胸が痛い
年齢に関係なく“すぐ受診”のサイン
- ぐったりして反応が弱い
- 水分がほとんど取れない
- 呼吸が苦しそう
- 発疹が出てきた
- ひきつけ(けいれん)
- 生後3ヶ月未満の発熱
迷ったら受診してくださいね。
ご家庭でできる発熱ケア
- 首・わきをやさしく冷やす
- 水分補給をこまめに
- 食事は無理に食べなくてOK
- 部屋の湿度は50〜60%
- 解熱剤は「楽に過ごすため」に使うイメージで
練馬区で日中の受診に迷ったら
発熱は「このタイミングで受診した方がいいのかな…」と迷うことが多いですよね。
日中であれば、どうか無理にひとりで判断しようとせず、
まずは 練馬区の小児科へお気軽にご相談ください。
当院でも、発熱の受診タイミングや症状についてのご相談を承っています。
必要に応じて、適切な医療機関のご案内も可能です。
夜間の判断に迷ったら #8000 へ
夜の発熱は、不安が大きくなりやすいですよね。
そんなときに頼れるのが 小児救急電話相談「#8000」 です。
📱 #8000とは
看護師さんや医師が電話で状況を伺いながら、
「受診したほうがよいか」「様子見でも良いか」 をアドバイスしてくれるサービスです。
- スマホ・携帯 → #8000
- 東京(練馬区)→ 毎日18:00〜翌8:00
夜間の判断に迷ったら、まずは #8000 をご利用ください。
まとめ
発熱の判断は、
体温だけではなく「お子さんの様子」と「年齢」 を見ることがとても大切。
迷ったときは、
- 日中 → 練馬区の小児科へ気軽にご相談ください
- 夜間 → #8000 が頼れる味方です
ひとりで抱え込まず、いつでも頼ってくださいね。
本記事について
本記事は、厚生労働省・日本小児科学会・小児救急電話相談(#8000)など、
公的な情報を元に一般的な内容としてまとめています。
個別の診断・治療を行うものではありません。
ご不安な場合は、早めに医療機関へご相談ください。
